エクリヲ vol.11 特集Ⅰ:聴覚と視覚の実験制作——ミュージック×ヴィデオ 特集Ⅱ:インディーゲームと動詞
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「聴覚と視覚の実験制作 ミュージック×ヴィデオ」特集では、 宇多田ヒカルやSuchmos、けやき坂46らのMV制作でも知られる映像作家/VJの山田健人(yayel)インタビューほか、 「ミュージックヴィデオ史 1920–2010s」、MV技法集を収録。 幅広いアーティストのMVを制作する山田健人氏( yahyel )のインタビューをはじめ、MVの歴史の流れが一望できる年表、MVの技法を解説したコラムほか、5つの本格的なMV論を掲載。 「インディーゲームと動詞」特集では、 5名の気鋭のゲームクリエイターへのインタビューほか、 インディーゲーム60作を紹介する付録を掲載。 『ALTER EGO』大野真樹 『Baba Is You』Arvi Teikari 『KIDS』Mario von Rickenbach & Michael Frei 『The Stanley Parable』『The Beginner’s Guide』Davey Wreden 『The Tearoom』Robert Yang インディーゲームにおける「動詞=できること」の豊かさに注目し、作品を分析、「ゲームで何かをする」とはどのようなことなのかを特集。インディゲーム制作者のインタビューや、60作品を動詞で分類し紹介する「インディーゲーム 動詞リスト」、松永伸司(ゲーム研究・美学)と横山タスク(エクリヲ編集部)による論考を掲載。 特集の他にも、全世界2000万部突破の劉慈欣『三体』を扱う本邦初の本格評論、楊駿驍による「〈三体〉から見る現代中国の想像力」、現代アート作品や「写真」の定義を問い直す「ゲーム内写真」の美学を問う谷口暁彦による「ヴァーチャルなカメラと、それが写すもの」も収録。 〈本書の内容〉 【特集 I 聴覚と視覚の実験制作——ミュージック×ヴィデオ】 《Interview》 山田健人 音楽と映像の蜜月——MVが表現しうるもの 《Critique》 ミュージックヴィデオには何が表現されているのか——レンズ・オブジェクト・霊 荒川 徹 《Appendix》 ミュージックヴィデオ史 1920-2010s——聴覚と視覚をめぐる試み歴史 MVエフェクティヴ 《Critique》 アニメーテッドMV、第三の黄金時代——マイケル・パターソン『a-ha "Take On Me"』からAC部『Powder “New Tribe”』:松 房子 映画音響理論はどこまでミュージック・ヴィデオを語れるか――宇多田ヒカル『Goodbye Happiness』を例に:長門 洋平 誰のためのパフォーマンスなのか?——ミュージックヴィデオの現在:小林 雅明 なる身体になる―メシュガーMV論―:吉田 雅史 《Series》〈三体〉から見る現代中国の想像力 第一回 『三体』における閉域と文脈主義:楊 駿驍 【特集 II インディーゲームと動詞】 《Interview》 『ALTER EGO』大野真樹 『Baba Is You』Arvi Teikari 『KIDS』Mario von Rickenbach & Michael Frei 『The Stanley Parable』/『The Beginner's Guide』Davey Wreden 『The Tearoom』Robert Yang 《Appendix》 インディーゲーム 動詞リスト 《Critique》 ルーカス・ホープと「楽しむ」ことの終わりに:横山 祐 動詞とパターン――ゲームとシミュレーションの関係をめぐって:松永 伸司 《Special Text》 ヴァーチャルなカメラとそれが写すもの:谷口 暁彦 《Critique book Review》 『vanitas』No.006 石橋英敬×東浩紀『新記号論』 バックナンバー 編集長後記